晃伸オーガニック製品について
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Be-1

アミノ酸有機肥料

有機肥料B1とは?

有用微生物を増殖・活性化するのに相応しい原料を配合熟成してペレット化した100%オーガニック資材です。

B1の主たる原料

  1. ケラチン分解微生物Chrysosporiumu Keratinophilumによる羽毛分解物のアミノ酸システイン抽出後の分解有機物
  2. 大豆の精油粕や規格外の大豆の微粉
  3. エビ殻
  4. 麦糠・米糠
  5. 規格外のピーナッツの微粉
  6. コウモリグアノ(熱帯の洞穴で暮らすオオコウモリの糞が堆積発酵した有機物
  7. その他
    無機成分はT-N 3%、P2O5 3%、K2O 3%と低く、大部分は有機体の成分。

B1は微生物のエネルギー源

B1は微生物のエネルギーとなる高品質な有機物。土壌に施用すると、土壌中の有用微生物や土壌酵素が爆発的に増殖する。また、地場に眠っていた有用微生物も活性化して次のような効果を生む。

  1. 根の周りの微生物(根圏微生物)や酵素が増殖すると、作物の根毛が発達し、根量・根 重が増加して養分吸収のポテンシャルが向上するため植物の生育が旺盛になる。
  2. 障害や病害等のストレスを受けた根が回復する。
  3. 病害免疫性、耐塩性(耐塩類障害)が向上する。
  4. 化学肥料のようにECを上げず、塩類集積を起こさない。
  5. 植物の体内還元効率が向上するため生育エネルギ-が増加する。
  6. 土壌の健全化が推進される。

B1の原料とその働き

  1. 原料のケラチン分解糸状菌による分解物には有用微生物の増殖を助けるアミノ酸システィンが多く含まれる。また、ケラチン分解糸状菌の産生物には線虫を抑制する効果がある。
  2. 大豆蛋白からもアミノ酸(アミノ酢酸、グリシン等)が生成される。アミノ酸の供給により植物の同化エネルギー(ATP)の消耗が無くなって生育エネルギーに転換されるため、作物の生育が旺盛になり量的に増大する。
  3. アミノ酸は陽イオンをキレート化して作物根の吸収を向上させる。
  4. バットグアノには多様な酵素や可給態燐酸やミネラルが含有される。
  5. 甲殻類の殻のキチン質は土壌中のキチン質分解酵素キチナーゼを産生して放線菌を増殖する。キチナーゼはキチン質で作られているフザリウムの菌糸や害虫の細胞壁を分解するため病害抵抗性を誘導する。
  6. 米糠・麦糠は炭水化物や繊維が多く保湿に寄与し、微生物のエネルギー原となる。

B1は環境調和型農業の有機農法を実現する

  • B1を土壌に施用すると、先ず、作物に有用な土壌微生物が盛んに増殖する。
  • 増殖した有用な土壌微生物は土壌中の線虫や病原菌を抑制、化学肥料などで疲弊した土壌の修復、菌根菌などの植物の根圏環境の回復、光合成の促進、有機物の分解よる養分供給条件等の改善、ストレスの回復などの多くの働きによって安全で質の高い農産物の生産効率を向上させる。 
  • B1は自家製の堆肥等と併用すると少量施用でも高い効果が発揮され、眠っていた地場の微生物を飛躍的増殖させるスターターとなる。
  • B1は継続して施用すると、さらに有用な微生物群叢がしっかり定着し、優れた有機栽培土壌を構築して優れた有機農業が実践できるようになる。

特 徴

Be-1には天然の核酸・高濃度アミノ酸などの植物栄養素が豊富にバランスよく含まれています。草花・果樹・農作物・樹木など多くの植物に使用でき安全で健やかな成長に大きな効果を発揮します。

Be-1は、土の団粒化を促進させ、植物に必要な有効微生物の働きを活発にし、通気性・保肥性・保水性に優れた土壌に変化させます。

使用量

 元  肥追  肥
草 花33㎡に対して10kgを目安に土とよく混ぜる3ヶ月に1回5kgを目安
野 菜33㎡に対して10kgを目安に土とよく混ぜる3ヶ月に1回10kgを目安
樹 木33㎡に対して10kgを目安に土とよく混ぜる6ヶ月に1回10kgを目安

肥料取締法に基づく表示

  • 肥料の名称 ペレット Be-1
  • 肥料の種類 たい肥
  • 届出を受理した都道府県 神奈川県 第16-19号
  • 輸入業者の氏名または名称及び住所
     日本蘭科植物園
     栃木県宇都宮市宝木本町1140-101
  • 正味重量 20kg
  • 生産(輸入)した年月
  • 原料 カニ殻粉末/エビ殻粉末/バットグアノ
          油かす/米ヌカ/ピーナッツ粉/ココナツ粉
  • 備考:生産段階における原料の使用重量の大きい順である
  • 主要な成分の含有量等(乾物あたり)
    窒素全量 3.0%  リン酸全量 6.0%  加里全量 5.0%

発根・発芽が良く健全な植物を作り、花は色鮮やかに、果実は実の肥大・糖度・味・香り・色艶が良くなり、高品質な収穫が得られます。

OMRIとはアメリカで権威のある有機肥料認定機関で日本の有機肥料では初めて認定を受けました。